ガラス産業連合会とSDGs
ガラス産業連合会の活動と関連するSDGsを紹介します。
1.ガラス産業連合会の組織
2.SDGs 17のゴールとガラス産業連合会の活動
1)SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年9月に開催された「国連サミット」で採択された国連加盟193カ国が2016年〜2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標です。
2) ガラス産業連合会の活動に関連しているSDGs目標
Goal 3 | あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する |
Goal 4 | すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する |
Goal 7 | すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する |
Goal 9 | 強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の 促進及びイノベーションの推進を図る |
Goal 11 | 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する |
Goal 12 | 持続可能な生産消費形態を確保する |
Goal 13 | 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる |
3.ガラス産業連合会の活動とSDGs
【環境広報部会】
活動内容 | Goal |
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・CO2削減の自主行動計画の策定と年間の削減実績(4団体の集計)を公表している。 |
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・「青少年のための科学の祭典」に出展し、来場者にいろいろなガラスについて紹介している。 |
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・エコガラス、断熱材を紹介し、省エネと快適な暮らしを提案している。 |
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・軽量化びんを紹介し、輸送効率の向上による省エネルギー、排気ガス、CO2の排出量の削減に貢献している。 |
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・ガラスびんの分別を紹介し、ガラスびんのリサイクルを推進する活動を実施している。 |
【環境技術部会】
活動内容 | Goal |
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・有害微量成分の分析方法を標準化したことにより、RoHS指令など製品含有化学物質規制への対応に貢献している。 |
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・世界の化学物質規制(RoHS、REACH等)の動向を調査し、その情報を関係団体へ提供し、対応を支援している。 |
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・環境に関する法規制(土壌汚染対策法、廃棄物処理法・リサイクル法・大防法・水濁法・省エネ法・温対法他)の情報を収集し、関係団体に提供している。 |
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・「地球環境」をテーマにした講演会を毎年開催している。 |
【プロセス・材料技術部会】
活動内容 | Goal |
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・政策提言型活動(バッチ熔解プロセス、ガラス工場溶解炉の廃熱利用に関する調査)を行っている。 |
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・大学・研究機関での技術交流会、ガラスシンポジウムを開催、作成した「ガラス研究者DIRECTORY」を毎年見直し、技術情報を共有化している。 |
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・国際ガラス関連会議の日本における開催を支援・協力している。 |
【ガラス研究振興部会】
活動内容 | Goal |
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・ガラスの研究を促進するために、日本の大学や研究機関の若手研究者に対して研究助成金を支給している。 |