02.ガラス環境白書

ガラス環境白書_2018

温暖化対策について 

2018年のCO2排出量と各団体の取り組みをお知らせします。

1.CO2排出量の推移(参加4団体合計)

参加4団体のCO2排出量実績の推移をお知らせします。2018年は、2013年比23.1%減の318.7万t-CO2となりました。対前年(2017年)比は5.8%減でした。

参加団体(4団体):板硝子協会・硝子繊維協会・電気硝子工業会・日本ガラスびん協会

2.各団体の取り組み

板硝子協会
  1. 板ガラス製造設備(溶解窯)の廃棄、集約化による生産効率化
  2. 窯の定期修繕(冷修)による熱回収効率改善
  3. 1窯あたりの生産品種替えロス・色替えロス減少のための生産集中化
  4. エネルギー効率の高い新燃焼技術等の技術開発と導入

  板ガラス製造業の低炭素社会実行計画・フォローアップ結果報告

硝子繊維協会
  1. 効率良いエネルギーへの転換
  2. 冷修時に生産効率向上策を行う。
  3. 設備のエネルギー燃焼効率向上策の実施

電気硝子工業会
  1. エネルギーの変換
    ・ガラス溶融炉 :酸素燃焼方式の導入
    ・燃料の低炭素化 :燃料転換 (重油、灯油からLPG、さらには天然ガスへ)
    ・ガラス溶融熱源 :電力と化石燃料のベストミックス化
  2. 燃焼効率の向上
    ・炉の保温強化 ・バーナー改善 ・低温溶融化
  3. 製造歩留の向上
  4. 物流の見直し
  5. その他
    ・省エネ装置の設置 ・再生可能エネルギーの導入 ・コージェネシステムの導入
    ・一般、産業廃棄物の排出削減 ・グリーン調達の推進 ・空調関連の設定温度の厳密管理
    ・照明・エレベーター、待機電力などの節電 ・従業員への啓蒙 ・省エネ診断による節電対策

  電気硝子工業会の地球温暖化防止自主行動

日本ガラスびん協会
  1. カレット使用比率の向上
  2. エコボトルの生産推進
  3. ガラスびんの軽量化の推進
  4. ガラスびんの製造工程の歩留まり向上
  5. 工場内ガスのLNG化

  日本ガラスびん協会の地球温暖化対策・自主行動計画

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