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ガラスの製造法、まちがいは 3.現在、板ガラスはとけたがらすを風船のようにふくらませ、四角に切ったものを平らにしてつくられる。
板ガラスのつくり方
現在、板ガラスはフロート法という方法でつくられています。フロート法では真っ赤にとけたガラスは平らな板になり、だんだん冷えて透明になりながら、一直線に進んでいきます。
溶融炉(ようゆうろ)とけたガラスが最初に流れこむフロートバス(メタルバス)には、金属のすずが底一面にとけています。その上をとけたガラスが浮かびながら流れていくので、とても平らな板ガラスをつくることができるのです。
まだフロート法が発明されていなかったずっと前の明治時代頃は、3.の方法で板ガラスがつくられていました。
いろいろな溶融炉(ようゆうろ)の種類
タンク炉(ろ)
れんがでできたプールのようなところへガラスの原料を入れ、ななめ上からガスバーナーなどで熱してとかします。一方から入れられた原料がとけてガラスとなり、もう一方から取り出されるため、連続して生産することができます。もっとも大きな板ガラス用のかまは、幅(はば)が10~12mで長さが約50mにもおよびます。
るつぼ炉(ろ)
れんがでできたかまの中にるつぼとよばれる容器を入れます。るつぼの中にガラスの原料を入れ、まわりからガスなどで加熱してとかします。ガラス工芸の工房などのように少量あるいは高級なガラスの生産にはねこつぼが用いられます。
グラスウールのつくり方
グラスウールはとけたガラスをたくさんの小さな穴から流し出し、遠心力や高温高速の炎で吹き飛ばして綿のようにしたものです。
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グラスウールがチクチクしなくなったわけは 2.グラスウールの太さが細くなったから。
私たちのほっぺたは1/100mmぐらいの細さのものまで感じることができ、それ以下になると、何かがさわっていてもわからなくなってしまうそうです。現在グラスウールは5/1000mmぐらいの細さのものが主流になりつつあります。あまりにも細いので、チクチクした感じがまったくしません。
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強化ガラスのつくりかたは 1.熱してから急にひやす。
細長い消しゴムにぐっと力を加えるとぐにゃりと曲がります。引っ張られてのびている方にカッターナイフで傷をつけると、そこから割れてしまいます。反対側ではどうでしょうか?消しゴムがおさえつけられてちぢむ方向に力が働いているので、割れません。
このような引っ張られると割れやすく、おさえつけられると割れにくいという原理を応用したものが強化ガラスです。ガラスを約650℃の高温にしてから、空気で急冷してつくります。すると外側が先に冷えて固まり、内側はおくれて固まります。このとき内側は無理にちぢもうとするため、外側は逆におさえつけられたような状態になります。ちょうど消しゴムのちぢんでいる方がガラスの表面、のびている方が内側になっているというのと同じことなので、当然、ガラスは割れにくくなります。
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ガラスの着色方法は 2.原料をとかすときに金属の酸化物をまぜる。
美しいガラスの色のもとになっているものは金属の酸化物です。たとえば青は酸化コバルト、緑は酸化鉄というように、ガラスの原料に金属の酸化物を加えてとかします。すると化学反応により意外な色に発色するのです。ちなみに金を加えると、金赤とよばれるとても美しいルビー色になります。
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グラスファイバー8kgの長さは 3. 4万km(地球一周分)
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ガラスの体積をグラスファイバーの断面積で割ると、長さがでます。
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