●技術委員会 |
「ガラス産業技術戦略2030年」(ロードマップ改定版)の紹介
The technological strategy of Japanese glass industry with target year of 2030
(A revised edition of roadmap) |
平成23年2月21日
ガラス産業連合会技術戦略調査特別部会 |
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ガラス産業技術戦略策定及び見直しの経緯 |
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ガラス産業技術戦略は、平成12年(2000年)に策定され、平成14年に改訂された。今年の10月に発行された今回の報告書は、その平成14年版を見直したものであり、2回目の改訂版となる。この間の経緯は以下の通りである。 |
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「ガラス産業技術戦略2025年」(平成12年3月版) |
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当時の通商産業省の指導を受けて、(社)ニューガラスフォーラム(NGF)がガラス関係業界の協力のもとに作成した。具体的な作業は、NGF内の曽我直弘・京都大学教授(当時)を委員長とする本委員会の下に設けられた安井至・東京大学教授(当時)を長とする調査委員会で行われたものである。 |
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「ガラス産業技術戦略2025年」(平成14年3月改訂版) |
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改訂版は、ガラス産業連合会(GIC)で策定した。
作業は、GICに「技術戦略調査特別部会」を設け、主査であった安井至・東大教授の下で行われた。なお、事務局はNGFが務めた。
平成14年改定のポイントは以下のとおりであった。
技術戦略のキーワードは、「リアルの伝達」と「環境調和性の倍増」のままとし、2025年を目標とするガラス産業技術のロードマップの見直しを行った。また、新たに、「我が国のガラス産業の課題と将来展望」を加えた。この中で、2010年までの分野別ガラス製品出荷額予測を加えた。 |
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「ガラス産業技術戦略2030年」(ロードマップ改訂版) |
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GICの事業として前回と同様、主査である安井至・(独)製品評価技術基板機構理事長の下で作成された。事務局はNGFが務めた。
今回の改定のポイントは以下のとおりである。 |
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1. |
技術戦略のキーワードは、「リアルの追求」と「環境調和性の拡大」とする。 |
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2. |
ガラス産業技術のロードマップの目標年を2025年から2030年に延長するとともに、大幅な見直しを行った。 |
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3. |
「我が国ガラス産業の課題と将来展望」、「我が国のガラス産業技術の現状」の記述部分の見直しは最小限度に留め、分野別ガラス製品出荷額予測の期間を2010年から2020年に延長した |
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技術戦略特別部会メンバー |
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主査 |
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安井 至 |
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(独)製品評価技術基盤機構 理事長 |
幹事 |
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井上 博之 |
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東京大学 教授 |
副主査 |
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西井 準治 |
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北海道大学 教授 |
副主査 |
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伊藤 節郎 |
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東京工業大学 特任教授(旭硝子(株)技術顧問) |
委員 |
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荒谷 眞一 |
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セントラル硝子(株)(板硝子協会) |
委員 |
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西村 啓道 |
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岡本硝子(株)(電気硝子工業会) |
委員 |
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鈴木 教一 |
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マグイゾベール(株)(硝子繊維協会) |
協力委員 |
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松村 茂 |
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マグイゾベール(株)(短繊維担当) |
協力委員 |
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小林 正明 |
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日本電気硝子(株)(長繊維担当) |
協力委員 |
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藤井 幹也 |
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日東紡績(株)(長繊維担当) |
委員 |
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新井 敦 |
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岡本硝子(株)((社)日本硝子製品工業会) |
委員 |
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谷上 嘉規 |
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日本山村硝子(株)(日本ガラスびん協会) |
委員 |
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蜂谷 洋一 |
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HOYA(株) |
委員 |
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新藤 和義 |
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日本電気硝子(株) |
委員 |
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坂口 浩一 |
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日本板硝子(株) |
委員 |
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木戸 一博 |
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(株)ニコン |
委員 |
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桑原 一也 |
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住友電気工業(株) |
顧問 |
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平尾 一之 |
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京都大学 教授 |
顧問補佐 |
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三浦 清貴 |
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京都大学 教授 |
オブザーバー |
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渡邊 宏 |
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経済産業省 |
オブザーバー |
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土井 良治 |
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経済産業省 |
オブザーバー |
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片桐 信三 |
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経済産業省 |
オブザーバー |
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尾畑 英格 |
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経済産業省 |
事務局 |
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上杉 勝之 |
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((社)ニューガラスフォーラム) |
事務局 |
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外池 正清 |
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((社)ニューガラスフォーラム) |
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目次 |
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(総ページ数:103ページ) |
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1. ガラス産業技術戦略策定及び見直しの経緯 |
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3.2.4 光通信分野 |
2. 我が国のガラス産業の課題と将来展望 |
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3.2.5 光学機器分野 |
2.1 ガラス産業の現状 |
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3.2.6 半導体製造分野 |
2.1.1 ガラスという素材の特徴 |
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3.2.7 容器・機器分野 |
2.1.2 ガラス産業のエネルギー消費量内訳 |
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3.2.8 電器・照明分野 |
2.1.3 ガラス産業の規模 |
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3.2.9 ガラス繊維分野 |
2.1.4 基本的な産業形態 |
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3.2.10エネルギー・環境分野 |
2.1.5 共通的な主要課題 |
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3.2.11生体・医用分野 |
2.2 各分野の課題と将来展望 |
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3.3 ガラス生産支援技術の現状 |
2.2.1 板ガラス分野の状況 |
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3.3.1 プロセスシミュレーション技術 |
2.2.2 電気ガラス分野の状況 |
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3.3.2 組成シミュレーション技術 |
2.2.3 ガラスびん分野の状況 |
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3.3.3 自動化技術 |
2.2.4 生活用ガラス製品の状況 |
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3.3.4 炉材・金属材料技術 |
2.2.5 ガラス繊維分野の状況 |
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3.3.5 分析・評価技術 |
2.2.6 ニューガラス分野の状況 |
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3.4 環境関連技術の現状 |
3. 我が国のガラス産業技術の現状 |
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3.4.1 省エネルギーの推進 |
3.1 ガラス産業生産技術の現状 |
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3.4.2 リサイクルの推進 |
3.1.1 溶融・清澄技術 |
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3.4.3 環境負荷低減の推進 |
3.1.2 気相合成技術 |
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4. ガラスに対する期待と技術課題 |
3.1.3 成形技術 |
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4.1 新たな環境変化とガラスへの期待 |
3.1.4 二次加工技術 |
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4.2 ガラス産業の中長期的技術課題 |
3.1.5 表面処理技術 |
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5. 目標の設定と課題達成のための道筋 |
3.2 ガラス製品技術の現状 |
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5.1 ニューガラスの2030年 |
3.2.1 建築・住宅分野 |
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5.2 ピラミッド図による重点課題の設定 |
3.2.2 自動車分野 |
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5.3 ガラス技術戦略ロードマップの作成 |
3.2.3 電子情報分野 |
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6. 参考資料 |
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(研究費・特許件数推移,国家プロジェクト紹介等 |
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我が国のガラス産業の製品出荷額 (単位:億円) |
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ガラス製品分野 |
2000年 |
2006年 |
板 ガラス(素板) |
1,260 |
1,330 |
加工板ガラス(安全・複層) |
2,870 |
3,880 |
ガラス繊維 |
2,010 |
1,810 |
ガラスびん |
1,820 |
1,420 |
生活ガラス、理化学ガラス等 |
960 |
1,190 |
電子管・電球用バルブ |
1,890 |
200 |
ディスプレイ用基板ガラス |
1,310 |
2,370 |
石英ガラス(光ファイバーを除く) |
660 |
730 |
光ファイバー |
2,060 |
1,160 |
フォトマスク |
2,790 |
4,510 |
ガラス磁気ディスク |
300 |
820 |
光通信用部品ガラス等 |
800 |
480 |
合 計 |
18,730 |
19,900 |
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資料頒布のお知らせ
「ガラス産業技術戦略2030年」
(ロードマップ改定版)
頒布価格 1部1000円
申込み先:ガラス産業連合会
(ニューガラスフォーラム:村口)
〒169-0073 東京都新宿区百人町3-21-16
日本ガラス工業センター2F
TEL:03-6279-2605 FAX:03-5389-5003
E-mail:muraguchi@ngf.or.jp |
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残部僅少ですが、「ガラス産業技術戦略2025年(改訂版)」も頒布価格1部1,000円にて賜っております。 |
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