さえぎるのは何もなし!
ガラスは珪砂(けいしゃ)という砂を主原料につくられますが、もともと珪砂は透明度の高い水晶と同じ成分でできています。高温で珪砂がとけて、いったん液体となり冷えてかたまると、結しょう構造がくずれて結しょうと結しょうのさかい目がなくなります。するとさえぎるものが何もなくなるので、光はまっすぐに通りぬけることができ、ガラスは透明(とうめい)に見えるというわけです。